約 3,152,211 件
https://w.atwiki.jp/extinctioncore_wiki/pages/44.html
関連ページ ⦿トップページ 目次 エングラム解除コマンド 一覧 生物 アイテム 武器 防具 コメント エングラム解除コマンド 一覧 生物 アイテム 武器 防具 コメント オブリビオンって出したらどうなんの - tanabe (2021-07-05 17 13 15)あれでも無差別に動物兼プレイヤーを殺すって書いてなかったっけ? - tanabe (2021-07-07 17 14 42) 勘違いしてました; - 管理人 lk - takasou (2021-08-17 02 08 17) 名前
https://w.atwiki.jp/oblivionxbox360/pages/75.html
裏技 バグを利用した裏技を掲載。 ※ゲームバランスを著しく破壊する可能性があります ご利用はご計画的に 見たい人は↓へ 召還武具を実体化させる方法 武具を召還する ↓ 戦闘等で耐久度を減らす ↓ ハンマーで修復 ↓ 捨てる ↓ 召還時間が切れた後に拾う これで普通の武器として使うことが出来ます いつでもレベルアップ まず、オプションでSave on RestをOFFにする。 次に、就寝すればレベルアップ出来るデータを使用しRest画面を出す。 就寝時間は何時間でもいいので睡眠を取る。 睡眠時間が1時間進んだ所でスタートを押し、任意のデータをロード。 すると、ロードしたキャラクターのレベルが上がりパラメータ振り分け画面になる。 この裏技を使えば本来の上限を超えてレベルを上げる事が出来る。 ※オブリビオン初心者の方は絶対に使用しないで下さい。 ※※経験値は先払いの形になるため、使用する際は計画的に。 全パラメータのカンストを逃した人や特殊なプレイをしたい人向け。 アイテム複製 同じ種類の巻物を複数用意する。 ステータスメニューを開き、その巻物をAで選択する そのまま複製したいアイテムへカーソルを合わせ、Xボタンで捨てる。
https://w.atwiki.jp/oblivion1mako/pages/38.html
帝都の腐敗 ※クエストログ「帝都の腐敗」 帝都の商業地区で帝都の腐敗について話聞く。 (誰から聞いたか忘れちゃった) 商業地区のジェンシーン中古品店でジェンシーンに帝都の腐敗について聞いたが、 教えてもらえないので好感度をあげてみることに。 説得だけではまだ足りないようだったので、賄賂も使い、好感度71で教えてもらえた。 中古品店を出て、近くにいる帝都監視兵に話を聞くと監視隊長に言えば?と言われ、 ヒエロニムス・レックスと話すよう言われる。 神殿地区でヒエロニムス・レックスに話すと次はイティアス・ハインに話すように言われる。 王宮でイティアス・ハインと話すが、好感度が低いのか説得力がないと言われる。 説得、賄賂で好感度71で教えてもらえた。 話は聞いてもらえたけど、証拠がいると言うのでルロンク、ルスラン、ジェイシーンに 話を聞きに行くべし! でもジェイシーンはあっさり拒否。他をあたってみる。 ルロンクも拒否。マーカーはまだ残ったままなので説得する必要あるのかな? とりあえずルスランにも話を聞きに行く。 やっぱりルスランも拒否。 ルスランにもマーカー残ってるのでたぶん説得しないとだめっぽい。 [現在攻略中]
https://w.atwiki.jp/oblivion1mako/pages/2.html
メニュー トップページ OBLIVIONについて @himakoについて クエスト攻略メモ メインクエスト サブクエスト データベース クエストログ TotalAccsess - Today - Yesterday - ここを編集
https://w.atwiki.jp/poppomemo/pages/180.html
実装日 戦争 決戦 公式設定 非公式設定 登場国家 リ・ヴァル帝国 担当MS:長野聖夜 関連タグ:ロスト戦記 専制主義国家として近年クロムキャバリアで大きく力を伸ばしてきた新興国家。 かつてリィズ王国を滅ぼした。 大陸南部にある。 皇帝アロンダイト・フォン・アークライトの目的は「『殲禍炎剣』からの世界の解放」。 アロンダイトはリ・ヴァル地方の小国家を統一し、自ら皇帝となった。 アロンダイトは統治者として有能。 帝国に祖国を滅ぼされた人達が結成した『ルミナス・レジスタンス』が帝国への抗戦を続けている。 リィズ王国 担当MS:長野聖夜 関連タグ:ロスト戦記 かつてクロムキャバリアに存在した国家。 クロミキャバリアの大規模な戦乱が起きる前(100年ほど前)から存在していた。 リ・ヴァル帝国に滅ぼされたが、第一王女のリズ・レインが生き延びていた。 第三者からは「矢や保守的な傾向が強い王国」との評価。 『ルミナス・レジスタンス』のパイロット、カイトはリズの幼馴染で近衛兵。 跡地にあったプラントがオブリビオン化し、猟兵に破壊された。 ロスト共和国と交流があり、カイトにオブリビオンマシンを託したのはロスト共和国の武器商人。 ロスト共和国 担当MS:長野聖夜 関連タグ:ロスト戦記 大陸北部にある国家。 国力で言えばリ・ヴァル帝国をも超える。 かつてリィズ王国と交流があった。 考察 今後の予想
https://w.atwiki.jp/oblivion-maniacs/pages/39.html
概要 外見のバリエーション 50音別一覧あ行/あ/い/う/え/お か行/か/き/く/け/こ さ行/さ/し/す/せ/そ た行/た/ち/つ/て/と な行/な/に/ぬ/ね/の は行/は/ひ/ふ/へ/ほ ま行/ま/み/む/め/も や行/や/ゆ/よ ら行/ら/り/る/れ/ろ わ行/わ/を/ん 数字 概要 ゲーム中には様々な書物が登場する。 内容は様々で、クエストのヒント、世界観の補足、読むとスキルがアップするスキル書物、ただの娯楽本、チラシ、メモなどなど多岐にわたり、その数は1,000種類を超えるとか!? 人によってはクエストそっちのけで書物蒐集に励み、本棚にレイアウトすることに血道をあげる人もいるだろう。 自分もその一人である。 外見のバリエーション 本(小) 単行本サイズの小さな本。シンプルなデザイン。 本(中) A4サイズくらいの本。ハードカバーから古びた本まで様々。 本(大) B4サイズくらいの本。デザインが豪華なものも多い。値段が高い本も多い。 メモ ポケットティッシュくらいの大きさの小さなメモ。 封書 封筒サイズに折ってあり、さらに封かんがしてある。見た目は一番手紙っぽい。 巻物(リボン) 筒状に丸めた紙を、緑色の細いリボンで結んだもの。 巻物(紐) 筒状に丸めた紙を、細い紐で数箇所結んだもの。 巻物(封かん) 筒状に丸めた紙を、封かんでとめたもの。 紙くず くしゃくしゃっと丸めた紙くず。 新聞 縦に2倍くらい長い、1枚もの。無料で貰える。 50音別一覧 あ行 あ アカヴィルの不思議/アンヴィル案内書 い イオニスの惨事 う え お 王者のアミュレット/大いなる旅/狼の女王第5巻 か行 か 買い物リスト/火中に舞う第2章/火中に舞う第3章 き 九大神教団の十戒 く 空中庭園/黒魔術裁判 け こ コロール案内書 さ行 さ ザレクの身代金 し シェイディンハル案内書/種族別の系統発生論 す スキングラード案内書/ストーンシンガー伝 せ 聖アレッシアの試練 そ た行 た 多兵科戦術/第三の扉 ち チラシ つ て 帝都案内書/天空からの魔法/天空の子供たち/デイドラ全書/デイドラの分類/デ・レルム・ディレニス と 東方地域について な行 な に ぬ ね の は行 は バレンジア女王伝第1巻/パルラ第2巻 ひ 秘術士ガレリオン ふ 不死の書/武具の手引き/ブラヴィル案内書/ブランウェンからの手紙/ブルーマ案内書 へ ほ ま行 ま み む め も や行 や ゆ よ ら行 ら り る れ レシピ/レヤウィン案内書/錬金術の基礎 ろ わ行 わ を ん 数字 2920薄明の月(2巻)/2920薪木の月(9巻)/2920降霜の月(10巻) 用語 autolink()
https://w.atwiki.jp/oblivion-maniacs/pages/58.html
概要 いろんなお店のチラシ。 自分のお店のチラシを置いてあることが多いが、帝都の各店は他の店のチラシが置いてある。互助会によるものか? たまに一般の家にも置いてある。 売ってないので手に入れるには盗むしかない。 チラシなんだから無料でください。 価値 0 重量 0.1 見た目 巻物(封かん) ベスト・ディフェンス防具店のチラシ 身を守る必要のある方は、ベスト・ディフェンス防具店の鎧をどうぞ。どんなに鋭い剣からも身の安全を守ります。 ローランド・ジェンセリクの家 ファイト武具店のチラシ 高品質の武器と防具をお探しなら、ぜひファイト武具店へ。当店は特注品の専門店です。 ローランド・ジェンセリクの家 ブラザーズ商店 ブラザーズ商店は正直な商売で高く評価されています。お客さまのお持ちになったものは必ずその価値に見合う額でお買い取りし、商品は必ず適正なお値段でお買い上げいただいております。 ローランド・ジェンセリクの家 黒馬新聞本社に何故か大量に置いてある。 書物 アイテム autolink
https://w.atwiki.jp/oburibion/pages/8.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/oblivion-maniacs/pages/22.html
概要 各種の素材から薬を生成する錬金術について記載された本。 魔術師ギルド、雑貨屋などに多く見られ、特に錬金術店には売り物じゃないのに大量に陳列されている。 基礎というタイトルだが、説明書ばりにかなり詳しく書かれている。 これを読めば錬金術はバッチリの、まさに入門書というべき一冊。 薬は複数の素材(最大4種類)を混ぜて作るが、ひとつの材料で薬を作れるスーパー錬金術師もいる。 大抵はいい効果と副作用を併せ持つ薬ができるが、副作用しかない組み合わせだと毒になる。 素材をそのまま食べると効果スロットの一番上の効果が発揮されるが、その効果は一瞬で終わる。 薬の作成には乳鉢と乳棒が絶対必要、他の道具だけがあっても意味がない。 紅花草+朝鮮人参で解毒剤になる。 レトルトは薬のいい効果アップ、蒸留器は副作用軽減、燃炉は薬、毒の効能アップ。 錬金スキルが上がると、素材の効果スロットに新たな効果が追加される。 価値 5 重量 1 見た目 本(中) 本文 全6ページ。 錬金術の基礎 アリャンドン・マスイエリ 著 若い魔術師は見落としがちだが、錬金術は歴史のある学問で、極めれば人生が変わるほどやりがいもある。錬金術の公式で使われる材料の知識を深めるのは難しく、危険をともなうが、あきらめずに真摯に研究を続けていけば、最後には大きく報われる学問と言えよう。 成功を勝ち取るためにも、それを目指すためにも、まずもって初級の錬金術師は錬金術の基本原理を理解しなければならない。この世の道具のほとんどは自然界の有機物から作られており、マジカの特性を含んだ根源的な成分に分解することができる。腕のいい錬金術師になると、材料のさまざまな特性を利用できるようになる。数種類の材料の源を混ぜ合わせることで薬ができあがる。もちろん、誰が飲んでもよい。(伝説によると、真に偉大な錬金術師はひとつの材料から薬を調合できたという。それだけの離れ業を身につけるには並大抵の努力では足りないだろう) 錬金術師の調合する薬は材料によって多彩な効能が生まれる。そのなかには毒となるようなものさえある。たいていのレシピからは、正と負の効果を併せ持つ薬が生成される。どのレシピが最高の結果をもたらすのか、それを見つけるのは錬金術師にかかっていると言えよう。(負の効果だけを持つ薬を生成すれば毒として利用できることも覚えておくといいだろう。本書ではこの実践を推奨しないため、これ以上の言及は避けておく) ウォートクラフト ウォートクラフトは、実際のところ、素人向けの錬金術である。材料を食べるには歯ですりつぶさなければならないが、その結果、もっとも純粋な源だけが解放され、食べた人に瞬間的な効果をもたらすのだ。ウォートクラフトでは、きちんとした道具で作られる薬のような効果は期待できない。 錬金術のツール 乳鉢と乳棒は錬金術に欠かすことのできないツールである。これがないと、薬として仕えるように材料をうまく下準備することができない。新進の錬金術師はこれらのツールを肌身離さず持ち歩き、早いうちにその扱いに慣れておくべきだろう。材料をすりつぶすことは薬を作るうえで欠かせない基本手順となる。きちんと製粉された紅花草の花弁は粉末状になり、朝鮮人参のような材料を混ぜ合わせることで解毒剤ができあがる(これは錬金術師がもっとも早いうちに学んで身につけるレシピのひとつだろう。調合に失敗したときにお世話になることの多い薬だからである)。 腕のいい錬金術師なら、薬の質を高めるためのツールも扱えるようになる。レトルトを使うと混合物を純化することができ、薬の正の効果を高める。混合物を蒸留器で洗浄すると、不純物が取り除かれ、負の効果を減らすことができる。燃炉を使えば、混合物の不純物を焼却することができ、薬の効能がアップする。これらの道具は薬の生成に必ずしも必要なわけではないが、使わない手はないだろう。 材料の組み合わせ 薬の質は材料に依存する。同等の効果を持つ材料だけで薬を調合するのが無難だろう。ひとつの薬に対して4種類までの材料なら、問題なく使用できるようである。 錬金術師は材料の下ごしらえの腕前が上がっていくと、新たな特性を見つけられるようになり、それらを薬に利用することができる。錬金術師としての幅が広がるわけだから嬉しい瞬間には違いないが、完成時にどのような効果を持った薬になるのかしっかりと把握しておくべきであろう。すでに確立されたレシピの結果が変わる可能性があるうえ、すべてがプラスに働くわけではないからである。 書物 アイテム autolink
https://w.atwiki.jp/oblivion-maniacs/pages/38.html
概要 ブルーマにあるタロス大聖堂の地階にあるスキル書物。 通常は侵入自体違法だが、クエスト「巡礼」を進めて九大神教団に所属すると普通に入ることができるうえ、書物の取得も適法となる。 価値 100 重量 1 見た目 本(大) 上昇スキル 召喚 本文 全23ページ。 2920 薪木の月(9巻) 第一紀 最後の年 カルロヴァック・タウンウェイ 著 2920年 薪木の月2日 ギデオン(ブラック・マーシュ) 女帝タヴィアは彼女のベッドに横たわり、独房のなかを行ったり来たりする晩夏の熱風を感じられずにいた。喉は燃えるようにひりついていたが、それでも彼女は抑えきれずにすすり泣き、最後のつづれ織りを手で握りつぶした。彼女の嘆きの声はギオヴェッセ城の誰もいない廊下中をこだまし、洗い物をしていた召使いの手や衛兵の会話を止めた。彼女の召使いの1人が細い階段を登ってきたが、彼女の衛兵長ズークが入り口に立ち、首を振った。 「彼女はたった今、息子の死を知った」と、彼は静かに言った。 2920年 薪木の月5日 帝都(シロディール) 「陛下――」ボテンテイト・ヴェルシデュ・シャイエは扉を挟んで言った。「扉を開けても大丈夫です。お約束します、完全に安全です。誰も陛下を殺そうとはしていません」 「ああ、マーラよ!」押さえ込むような乱心の混じった皇帝レマン三世の声がした。「誰かが王子を暗殺したのだ。そして彼は私の盾を持っていた。私であると思いこんだのかもしれないではないか!」 「確かにその通りです、陛下」ボテンテイトは軽蔑しながらも声から一切のあざけるような口調を消し去り言った。「そして、我々は陛下の息子の死に対して責任を負うべき悪人を捜し、処罰しなければなりません。しかし、陛下なくしてそれはできません。帝都のために勇敢でおありください」 返答はなかった。 「最低でも出てきてリッジャ貴婦人の処刑指令書に署名願います」ボテンテイトは呼びかけた。「我々の知る、裏切り者であり暗殺者である1人を処分しましょう」 しばらく沈黙が続き、そして家具が床の上を引きずられる音がした。レマンは扉をほんの少しだけ開いたが、怒り、恐れている顔と、以前は彼の右目があった場所にある、引き裂かれた皮膚の盛り上がりがボテンテイトには見えた。帝都の最高の治癒師の治療もむなしく、サーゾ要塞でのリッジャ貴婦人からの恐ろしい置きみやげがそこにあった。 「指令書をよこせ」皇帝は怒鳴り声を出した。「喜んで署名してやる」 2920年 薪木の月6日 ギデオン(シロディール) 沼地の気体と霊的なエネルギーの組み合わせであると教えられたウィル・オ・ウィスプの奇妙な青い光は、窓の外を見るたびにタヴィアを怖がらせてきた。今は妙に慰めているように見えた。沼地の向こうにはギデオンの街がある。17年間も毎日見てきたのに、あの街の街路に1度も足を踏み入れたことがないことを可笑しく思った。 「何か私が忘れている者を思いつくか?」彼女は忠実なコスリンギー・ズークに振り返りながら聞いた。 「何をすればよいのか、明白に分かっております」と、彼は簡単に言った。彼が笑ったように見えたが、彼女の笑顔が彼の銀色に光る肌に反射されたのだと女帝は気付いた。彼女は自分が笑っていることに気が付いていなかった。 「尾行されていないことを確認するのだぞ」と、彼女が警告した。「この長きに渡り、どこに我がゴールドが隠されているのかを夫には知られたくない。あと、自分の分け前はしっかりと取るのだぞ。そなたは良き友であった」 女帝タヴィアは前へと踏みだし、霧の中へと視界から消え落ちた。ズークは塔の窓に鉄格子を戻し、ベッドの上の枕に毛布を被せた。運がよければ明日の朝まで芝生に横たわる彼女を発見しないであろう。そしてそのころには、彼はモロウウィンドの近くまで辿りつけていることを期待していた。 2920年 薪木の月9日 フィルギアス(ハイ・ロック) 周囲にある奇妙な木々が、赤や黄色やオレンジがほとばしる毛糸の束のように見え、それはまるで虫の巣に火をかけ、様々な彩りの生き物が一斉に出てきたようであった。ロウスガリアン山は霧のかかった午後にかすんでいった。トゥララは広い牧草地へと馬をゆっくりと進めながら、見慣れない、モロウウィンドとはまったく違った景色に驚いた。後ろでは、頭を縦に振りながら、キャシールがボズリエルを抱きかかえたまま眠った。一瞬、トゥララは野原をさえぎるペンキで塗られた低い柵を跳び越えようかと考えたが、それはやめておいた。キャシールに手綱を渡す前に、あと数時間寝かせてあげようと思った。 馬が野原に進み入ると、トゥララは森に半分隠れている小さな緑の家を隣の丘の上に見た。その姿は絵に描いたように美しく、彼女は半眠状態に引き込まれていくのを感じた。そのとき、ホーンの爆音が身震いとともに彼女を現実へと引き戻した。キャシールは目を開けた。 「今、どこ?」と、彼が息をもらすように言った。 「分からないわ」トゥララは目を見開き、どもった。「あの音はなに?」 「オーク」と、彼はささやいた。「狩り集団だ。やぶの中へ、急いで」 トゥララは馬を小走りで木が数本集まっているところへと走らせた。キャシールは子供を彼女に渡し、馬から降りた。彼は、荷物を引き降ろし始め、やぶの中にそれらを投げ入れた。そのとき、音が鳴りはじめた。遠い足音の轟音、徐々に大きくなり、近づいてくる。トゥララは慎重に馬から降り、キャシールが馬から荷を降ろすのを手伝った。その間、ボズリエルは目を見開いて見ていた。トゥララは時々、子供がまったく泣かないことを心配したが、今はそれに感謝している。すべての荷を降ろしたところで、キャシールは馬の尻を打った。そしてトゥララの手を取り茂みのなかにしゃがみこんだ。 「運が良ければ――」彼はひそひそと言った。「彼らはあの馬のことを野生か農場の馬だと思ってくれて、乗り手を探しには行かないだろう」 彼がそう言ったとき、オークの大群がホーンを轟かせながら野原に殺到した。トゥララは以前オークを見たことがあったが、これほど多数でもなければ、これほど野蛮な自身に溢れてはいなかった。馬とその混乱ぶりに驚喜しながら、彼らはキャシール、トゥララ、ボズリエルが隠れている茂みを急ぎ通り越していった。彼らの暴走で野花が舞い上がり、空気中にそのタネを撒き散らした。トゥララはくしゃみを押さえ込もうとし、上手くいったと思った。しかし、おーくのうちの1匹が何かを聞きつけ、調査のためにもう1匹連れてきた。 キャシールは静かに剣を抜き、自分の中の自身をできる限りかき集めた。彼の能力、あまり良いとは言えないそれは、間諜であり戦闘ではなかった。しかし、彼はトゥララと赤子をできるだけ長く保護すると誓っていた。彼は思った、もしかしたらこの2匹は殺せるかもしれないが、叫んで大群の残りを呼び寄せる前には無理である。 突然、見えない何かが風のように茂みの中を通りすぎていった。2匹のオークは後ろに飛ばされ、背を地につけて死んでいた。トゥララは後ろを振り向き、近くの茂みから真っ赤な髪を持つ、しわくちゃの老婆が出てくるのを見た。 「私のところに連れてくるつもりかと思ったぞ」彼女はささやいた、微笑んでいる。「一緒にきたほうがよい」 三人は丘の上の家に向かって生えている、茨のついた茂みの裂け目をとおりながら老婆の後についていった。逆側に出ると、老婆はオークたちが馬の残骸をむさぼり食っているのを見に振り返った。それは複数のホーンの拍子に乗った、血まみれの祝宴であった。 「あの馬はあんたのかい?」と、老婆が聞いた。キャシールがうなずくと、彼女は声をあげて笑った。「あれはいい肉すぎじゃの。あのモンスターどもは、明日には腹痛をおこして、腹がふくれ上がっていることじゃろう。いい気味じゃ」 「歩き続けなくて平気なの?」老婆の大声に肝を抜かれて、トゥララは声を低くして言った。 「奴らはここへはこんよ」笑みを浮かべ、笑い返すボズリエルを見ながら老婆は言う。「奴らは我々を恐れておるのでな」 トゥララは首を振っているキャシールのほうを向いた。「魔女か。ここは古きバービンの農場、スケフィントン魔女集会と思って間違いではないかな?」 「おりこうさんじゃの」老婆は悪名高きことを嬉しく思い、若娘のようにクスクスと笑った。「私の名はミニスタ・スケフィントンじゃ」 「さっきの茂みの中で… あのオークたちには何をしたの?」と、トゥララが聞いた。 「霊魂の拳を頭の右側に放ったのじゃ」とミニスタは言い、坂を上り続けた。その先には農場が開け、井戸や鶏舎や池があり、様々な年齢の女性たちが鍛冶を行い、はしゃぐ子供たちの笑い声がした。老婆は振り向き、トゥララが理解していないことに気が付いた。「あんたの故郷には魔女がおらんのかね?」 「知る限りでは、いないわ」と、彼女は言った。 「タムリエルには実に様々な魔法の使い手がおる」彼女は説明した。「シジックたちは、彼らのつらい義務であるかのように学ぶ。間逆の対象として、軍の魔闘士たちは呪文を矢の如く浴びせかける。我々魔女たちは、呼び出し、集い、祝うのじゃ。あのオークたちを倒すには、私が親密な関係を持つ風の精霊たち、アマロ、ピナ、タラサ、キナレスの指、そして世界の風にあの雑魚どもを殴り殺すようささやきかけただけじゃ。召喚とは、力や謎解きや古い巻物を苦しみながら読むことではないのじゃ。召喚とは良き関係を気付くことである。仲良くすること、とも言えるの」 「特に、私たちと仲良くしてくれていることには感謝する」と、キャシールは言った。 「そうじゃが、さらに言うとな――」ミニスタは咳払いをした。「あんたらの種族が2千年前にオークの母国を破壊したのじゃ。それまでは、やつらがここまできて我々の邪魔をすることもなかったのじゃ。さて、旅のほこりを落として食事にでもしようかの」 そう言うとミニスタは彼らを農家へと案内し、トゥララはスケフィントン魔女集会の一家と知り合いになった。 2920 薪木の月11日 帝都(シロディール) リッジャは前の晩、寝ようともしていなく、今彼女の処刑時に演奏されている悲しい音楽には催眠効果があると思った。それはまるで、斧が振り下ろされる前に、自発的に無意識になろうとしているようであった。彼女の目は覆われていたので、彼女の前に座り片目でにらんでいる元愛人、皇帝の姿は見えなかった。彼女は金色の顔に勝利の表情を浮かべ、彼の下で尻尾がきれいに巻かれたボテンテイト・ヴェルシデュ・シャイエの姿を見えなかった。彼女を抑えようと振れた執行者の手の感触は、しびれながら感じられた。夢から覚めたものが起きようとするように跳ね上がった。 最初の一撃は頭の裏にあたり、彼女は悲鳴をあげた。次の斬撃は首を叩き切り、彼女は死んだ。 皇帝は疲れたようなそぶりでボテンテイトに向き、「これは終わったな。それで、彼女にはコルダという名のかわいい妹がハンマーフェルにいたと言ったな?」 2920年 薪木の月18日 ドワイネン(ハイ・ロック) 魔女たちが売ってくれた馬は、前の馬ほどよくはなかったとキャシールは思った。霊の崇拝や生け贄や姉妹関係は霊の召喚には便利で役立つのかもしれないが、荷役用の動物にはあまり効果がないらしい。それでも、彼には文句を言う理由がなかった。ダンマーの女とその子供が彼の手を離れ、彼は予定よりも早く到着できた。先には彼の母国を囲う壁が見えた。ほぼ同時に、彼の周りには旧友や家族の人々が群がった。 「戦争はどうだったの?」従兄弟が叫びながら道に出てきた。「ヴィヴェックは王子との和平に応じたのに、それを皇帝が拒否したって本当なの?」 「そうじゃないだろう、違うのか?」と、友達の1人が輪に入りながら言った。「ダンマーが王子を殺させて、その後、条約の話をでっち上げたけど証拠がないって俺は聞いたぜ」 「ここでは何も面白いことは起きていないのか?」キャシールは笑った。「本当に、これっぽっちも戦争やヴィヴェックについて語る気がしない」 「おまえはコルダ貴婦人の行列を見逃したぞ」と、友が言った。「大勢の取り巻きと一緒に湾を横切ってきて、帝都に向かって東に行ったんだ」 「でもそんなのは大したことないや。それで、ヴィヴェックって、どんななの?」従兄弟が熱心に聞いた。「彼は現人神のはずだよね?」 「もしシェオゴラスが退いて、他の乱心の神が必要になったなら、彼がうってつけだな」と、キャシールは偉そうに言った。 「それで、女は?」極稀な機会にしかダンマーの女性を見たことがない青年が聞いた。 キャシールはただ微笑んだ。トゥララ・スケフィントンが一瞬頭をよぎり、すぐに消えた。魔女集会と一緒にいれば彼女は幸せであろうし、子供の面倒もしっかりと見てくれるであろう。しかし彼女たちは、今では戦争や場所などの永遠に忘れたい過去の一部であった。彼は馬から降りて街に踏み入り、イリアック湾での毎日の小さなう噂話に花を咲かせた。 スキル書物 書物 アイテム autolink()